1997年の夏休みはマイカー登山のツアーで、8日かけて、車で上信越地方を走りまわった。
天気にも恵まれて、100名山の7座を登ることができた。

1997/8/14
火打山 標高 2462m
妙高山 標高 2446m


青森─→平ガ岳─→雨飾山─→高妻山─→火打山─→妙高山─→巻機山─→魚沼駒ガ岳─→青森

8月13日
高妻山から降りてきて、すぐに次の目的地「妙高山」をめざす。
戸隠から北東に向かい、信濃町に出る。ここには小林一茶の記念館があったが、寄らなかった。信濃町から妙高高原スキー場へ向かって、山の中の道に入ってく。カーブの連続の道であった。
登山口になる笹ガ峰の駐車場で寝た。

8月14日

本当だったら2日かかるコースを1日で歩こうとしている。
まだ暗いうちに歩き始めた。時間は4時15分である。
ヘッドライトで登山口を確認して、山道に入って行く。4時40分頃にようやく空が明るくなってきた。
黒沢に着いたのは5時半頃。
黒沢では大きな丸太の橋を渡らなければいけなかった。滑りそうでちょっと怖かった。
途中、十二曲から富士見平の間で展望が開けてきて、白馬岳などの後立山連峰がきれいに見えた。今日は天気もよくて絶好の登山日よりである。
高谷池ヒュッテに着いたのは7時50分頃。
ここからは、高谷池の向こうに火打山がすばらしい姿で聳えていた。
木道を歩いて火打山に向かう。途中「天狗の庭」という湿原がある。この湿原は美しかった。
花の咲く湿原の木道をのんびり歩いて行くと、火打山がしだいに近づいてくる。
湿原から登りになって、火打山の肩にあたる雷鳥広場を通過すると、山頂はすぐであった。
山頂到着は9時半。
山頂からは真正面に、妙高山が眺められた。
下には、さっき通ってきた天狗の庭の池塘が散らばっている。
最高の気分。
火打山で調子にのってビデオを廻していたら、バッテリーがなくなってしまった。やばい。記録が残せなくなる。
妙高山頂では映せるように、以後撮影を止めた。
登って来た道を高谷池まで引き返して、そのまま直進して妙高山を目指す。高谷池には11時半到着。
ここから1時間ほど歩くと変わった形の山小屋が見えてきた。なんと八角形のドームを持っていて、これが黒沢池ヒュッテであった。
さらに急な道を登っていくと大倉乗越に出る。なんとここからは下りになってしまった。この大倉乗越は妙高山の外輪山にあたるのだ。だからここから下るのは火口原に降りていくことで、そこからもう一度、妙高山頂を目指して登ることになる。ここでけっこうバテた。
山頂に着いたのは2時近かった。
まず登り着いたのが北峰山頂で、記念ビデオは南峰で撮った。でも、三角点は北峰にあったのだ。帰りに撮ろうと思ったが、もうバッテリーが完全になくなって、ビデオは動かなかった。
妙高山山頂では雲が出てきて、残念ながら景色を見ることはできなかった。
黒沢池ヒュッテまで引き返して、ここからショートカットして富士見平を目指す。
途中にはきれいな湿原が広がっていた。ビデオで撮りたかった。
富士見平には4時15分、黒沢に5時10分、笹ガ峰の登山口に帰って来たのは5時40分であった。
なんとか1日で2つの山を登ることができた。
でも、疲れた。

さて、明日は巻機山に登る。




NEXT 巻機山

黒沢を渡る丸木橋


展望が開けると後立山が見える


高谷池ヒュッテ


天狗の庭からの火打山


火打山に向かう木道(湿原を行く)


ライチョウ平



妙高山

妙高山頂(北峰)

北峰から南峰を望む



 




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